Play Ready Golf?!

ゴルフを始めたばかりの頃は、ラウンドは試練の場です。2、3本クラブを持って行け、走れ、早く打て、音を立てるな、視界に立つな…。ムリ。全部やるには忍者にならないと(笑)。

・ 2、3本クラブを持って行け:TRUE
・ 走れ:FALSE
・ 早く打て:△(素振り1回→いつものテンポで打つ)
・ 音をたてるな:TRUE(人が打つ時だけ)
・ 視界に立つな:TRUE(人が打つ時だけ)

走らなくっていいです。キビキビ歩けば大丈夫です。はぁはぁ息をしている時に、ちゃんとなんて打てません。ツアー選手は歩くの速いですが走りません。ミシガン?いやたぶんアメリカ全土でそうだと思いますが、走るのは文化人のすることじゃない、という雰囲気がありまして、人が走り回るのは見栄えのいいものではありません。走らなくても、他の所作でプレイは早くなると私は思います。

アメリカはカートでフェアウェイの中まで入って行けます。例えば、カートで1人のボールの近くまで行き、1人が打ってる間もう1人は座って待っている、打ち終わったらカートで一緒に次の人の球のところへ行き、1人が打ってる間もう1人は待っている。これに対して、2人のボールの中間ぐらいでみんなの邪魔にならないところにカートを停めて、2人がそれぞれクラブを持って自分のボールのところへ歩いて行く、打ったらまたカートに歩いて戻る、もし先に打ったほうがカートに戻るのが早ければ、いま打ってる人のところへカートで迎えに行くようにする、こうすれば2人が1つ打つのにかかる時間は半分になります。

ティショットで誰かがOBになりそうなショットを打ったら、4人いっせいにそのボールを探しに行くのではなく、まず本人だけがボールを探しに行き、残りの3人は先に2打目を打つ、たいていその時ぐらいまでには見つかるボールは見つかります。もしそれまでに見つけられなかったら、打ち終わった人から順にボール探しに参加するようにすればいいと思います。
年下の人、目下の人は一生懸命探してくれます。「ないんじゃない?そこからドロップして打てば?」とかゼッタイ言いません。上の方が気を遣って「もういいよ諦める。ありがとう!」と言ってあげるのがステキです。

100ヤード以内になったらウェッジとパターを持ってグリーンに歩いて行きますね。グリーンに乗ったら、ウェッジはカートに近い側のカラー、あるいは邪魔にならないグリーン上に置くと、ホールアウトしてからの歩く距離が短くなりますし、万が一クラブを忘れても、帰る途中で誰かが気がついて拾ってくれる可能性が高くなります。ラフに置くとクラブが沈んでしまうので、芝の短い見えるところに。

オナーさんは次のホールに着いたらとっととクラブを引き抜きティアップして打つ準備をする、グリーンでは人がアドレスしてパットするその間は動いてはいけませんが、マーカーとボールを置き換えたり、素振りをしたりする間など前後に動ける時間もたくさんあるので、タイミングを逃さずささっと歩き回って自分のラインを先に読んでおく、打ち終わったらクラブは持ったままカートに乗り込み、次に停まってからクラブの入れ替えをする、などなど、待ってる間こそやることがたくさんあってゴルフは忙しいのです。

ほら、走らなくてもよさそうな気がして来ませんか?

私も昔、ウィメンズゴルフ同好会でたくさん教わりました。
スマートゴルフ、ぜひお試しを☆

 

Pocket

カテゴリーGolf