Titleistのプレミアムボールライン。2000年にProV1、2003年にV1xが発売されて以来、PGAツアー使用率は#1。去年から新たにAVXというモデルが加わりました。
噂によると、$20-30辺りのいわゆるパフォーマンスボールラインのソフトフィール系として開発されたボールでしたが、結果が良すぎたため、プレミアムに格上げして販売されることになったそうです。定価は$52。
今さらですが、V1とV1xの違いは何?
タイトリスト曰く、ボール選びにスイングスピードは関係ないそうな。
今季のタイトリストボール共通の改良点は、パワーゲームのボール初速アップとスピン量ダウン、ショートゲームではこれまでと変わらないスピン量とコントロール性の向上。
AVXのウリは特に、1)ソフトフィール、2)スピン量の低さと飛距離。
データ的には3種類の中では一番柔らかい打感で、弾道が低く、飛距離が出るそう。
今年のマイボールはどうするか?
GOLFTEC(インドアスクール)に遊びに行って、手持ちのProV1とAVXを打ち比べてみました!連れて行ってくれたヨッシーは、H1.8のアマチュア競技に出ている飛ばし屋サンです。
スイング解析も始まっちゃって、もっと回せ!回し続けろ!ばっかりで大変でしたが(笑)。
やはり注目すべきはローンチアングルとスピン量です。ドライバー、以前はもっとフェースの上に当てて高い弾道で打ち出せって言ってたくせに、最近は2000rpm以下に抑えて12-15°ぐらいで打ち出すのがいいそうです笑。
私のドライビングショットの場合、スピン量はV1だと2400rpm台、AVXだと2000前後で収まりました。ローンチアングルはいまいち定まらなかった(汗)ですが、17.1°で一番低かった時のAVXが一番飛んでいます。逆に20.3°で一番高かった時のAVXでもV1と飛距離は変わりません。AVXはピークの高さが3-4ヤード低くなった分、落下の角度も緩やかになります。ランはV1だと9.6%、AVXで11.4%。
弾道がヒューっと出るグラフィック画面では、AVXはほんの少しだけ低く出ていつまでも落ちず、キャリーは明らかにV1を越えて転がっていきます。
AVXは柔らかくて軽い感じです。V1のほうが、重い小さな塊がぶにゅっと潰れて乗って跳ね返るイメージ。わりとそれも好きだったんだけど、今年はAVXにしてみようかな!
しっかし…スイングはいろいろダメ。「これだけ無駄あるスイングして200ヤード飛ぶんだったら、直したらまじ250ヤードは行くよ!」とヨッシーからわけのわからない励ましを受け、来週スイング解析の予約を取ってしまいました。夏は自己特訓だ!?