行って来ました!
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ウィスリング・ストレイツは、アメリカ中西部、ウィスコンシン州の一番大きな街、ミルウォーキーから1時間ぐらい北に上がった、Kohler(コーラー)という街にあります。
ウィスコンシンは日本ではあまり馴染みのない州かもしれません。アメリカの中西部、シカゴのあるイリノイ州の北側に隣接し、五大湖の1つミシガン湖の西側に位置します。ミシガン湖の東には私の住むミシガン州があります。
ウィスコンシンゆかりのビジネスといえば、オートバイのHarley Davidsonや高級紳士靴のAllen Admonds、またドイツ系の入植者が多かった歴史からビールの製造も盛んです。私のこよなく愛するSummer Shandyを作るLeinengugel’s(ライネンクーゲル)社はCoorsの傘下で、ウィスコンシンのChippewa Fallsにあります。私の冷蔵庫はいつもこんな感じ(笑)。
衛生陶器の会社Kohlerは、Delta、Moenと並びアメリカのメジャーブランドの1つで、Kohler, WIに本社があります。Whistling StraitsはこのKohlerの子会社が所有するリゾートコースです。
Whistling Straitsの敷地内にはThe StraitsコースとThe Irishコースがあり、20分ぐらい離れたところにある姉妹コースBlackwalf RunにはThe River とThe Meadowsがあり、すべて鬼才Pete Dyeと妻のAlice Dyeによって設計されました。特にThe Straitsコースは、2004年に初めてPGA Championshipをホストして一躍有名になり、その後も2010年、2015年に同大会を開催、2020年にはRyder Cupが行われます。
The Straitsコースでは、プレイヤー2人にキャディが1人つき、バッグを2つ担いでくれて、歩いてまわります。カート道はありません。18ホールにバンカーが800個あります。フェアウェイと少しだけあるラフを外すと、谷底の背の高い草(fescue)かバンカー地獄が待っています。すべてのショットの狙い所がピンポイント。
これがThe Straitsの1番ホール。
2010年、2011年、2014年に続き4度目のラウンド(=リベンジ)です。何度来ても、やっぱりスゴい。ティグラに立って、もしもし?どこに打って行くんですかぁ〜みたいなホールがたくさんあります。
向こうに見えるのは海じゃなくて、ミシガン湖。
狙ったところに振り抜けた時は快感ですっ。
ショートホールも油断は禁物。風は湖に向かって吹いていたので、巻いたらアウトです。平常心、自分との戦い。
グリーンは大きいところも小さいところもあり、スティンプは11.0。速かった。キャディが読んでくれるので、私にとって27パットは上出来。
18番のティショットの風景。正面の谷まで210ヤード。
上から見るとこんな感じでして…
フェアウェイ左のバンカーの右端を狙えと言われたのですが…
前回左へ巻いて手前のバンカーに入ってエライ目に遭ったのを覚えており…
まっすぐ狙ったらほんとにまっすぐ行ってしまい(笑)、谷の手前ギリギリでした…
そして、2打目の景色がこれ。アゲインスト、残り150ヤード。
やれやれ。笑いがこみ上げて来ます。
私だと6番アイアンぎりぎり。ちょっとライが悪かったし、何よりも浅いグリーンをキャリーでとらえる勇気がなかったので、グリーン手前右に確実に7番でレイアップ。ボギーでした。ここでパーだったら30台だったので、ちょっと悔しい。白/赤コンビで6037ヤード、女性のレーティングは75.3/134。46・40。
ラウンドの後、クラブハウス横にあるスナックバーで飲んだビールが美味しかったこと!爽やかなそよ風の吹く美しい1日でした。
前日はシカゴの悪天候のせいで飛行機が8時間遅れ、このまま飛ばなかったら車で夜中に7時間走ろうと覚悟していました。最初が大変でしたが、なんとか無事にトリップを遂行しました。
ミシガンに帰って来てから2ラウンドしましたが、なんかコースがフツーに見えてしまって…笑。またいつか来れるといいな。[/read]