ERC II vs. Hawk Eye VFT

March 12, 2001

*ERCII*
正式名称は"Big Bertha ERC II Forged Titanium Driver"
前作のオリジナル「
ERC」もUSGAルール非適合で、アメリカでは発売されませんでした。
今回の
ERCIIは北米をメインターゲットにした製品らしいですが、これもUSGAルールには適合しておりません。
*Hawk Eye VFT*
正式名称は"Big Bertha Hawk Eye VFT Cast Titanium Metal Driver"(長い!)。
こちらは
USGAルール適合クラブです。

双方ともビッグバーサファミリーの流れを汲んでいますが、ERCシリーズはHawk Eyeシリーズとは
別ものだったんですね。知らなかった・・・。

*VFT Technology*
正式名称は"Variable Face Thickness Technology"
読んで字のごとく、フェース面の厚さを場所によって変えるテクノロジー。
フェースの中心部を厚く、周辺部は薄くすることで、ボールが中心部に当たったときに
フェース面全体がトランポリンのような動きをします。
このトランポリン効果
(COR=Coefficient of Restitution)の度合いがUSGAのルールの
範囲を越えてしまったのが
ERCIIで、範囲内だったのがHawk Eye VFTでした。
ERCIIは世界最高の反発係数を誇るドライバー(Callaway社比)なのだそうです。
ちなみに、日本やヨーロッパ(アメリカ、カナダ、メキシコ以外)のルールを統括する
R&A(The Royal and Ancient Golf Club of St. Andrews, Scotland)は、
「ティーオフしたときの飛距離の差が、ゴルフのゲームに支障をきたすことはない
 
(R&A determined that extra distance off the tee is not a threat to the game.)」と判断したので、
この
CORに制限を加えませんでした。従って、日本ツアーやヨーロッパツアーではERCIIは使えます。
*で、2つはどう違うの?*
ちょっとまとめてみました・・・
ここまで来ると、オタクの世界に入りつつある・・・まだ足りない方、お手数ですが
Callaway社公式サイトへどうぞ

ERCIIは私も友人に借りてちょっと打たせてもらいました。
ドームの打ちっ放し場だったので飛距離はなんともいえませんでしたが、
驚くのはその派手な音。ボールを打ったとき、かなりハイトーンの耳をつんざくような音がします。
今年の夏は、あちこちでこの音を耳にすることでしょう。ガーコや鳥たちが逃げなきゃいいんですけど。

 

 

ERC II

Hawk Eye VFT

USGAルール

不適合 適合
フェース トウ側のフェース面がやや高い ソール側のフェース面が広い
タングステン 不使用。
その代わりにチタンウェイトチップ装着
不使用。
ただしタングステン球と同様の効果を得るために、
チタンや鉄よりも高密度のモルテンメタルを内臓。
ヘッド体積 330CC 300CC
ヘッド素材 6-4チタン 6-4チタン+モルトンメタル
ヘッド製法 フォージドチタンフェース+チタンボディ ロストワックス製法
ボールの弾道 スピンのかからないフェースのデザインにより、
ボールの打ち出し角が高い
ERCIIとの差はほんの少し

 


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