35th Ryder Cup Matches @ Oakland Hills, MI

2004 ライダーカップ

第1日目観戦レポート

Sep 17, 2004

行ってきました、本戦第1日目!ものすご〜く寒かった!

午前7時 コース到着!

早朝6時30分に友人が迎えに来てくれました。週末にショップで買った、ライダーカップの赤いジャケットを着て出かけました。まだ夜明け前、懐中電灯を持っていこうか本気で迷ったぐらいです。興奮しながら、コーヒーをすすって約10分のドライブ、いざコースへ。Telegraph Rd.でミシガンターンをしてびっくり、まだ真っ暗だというのに、コースに向かって歩く人々の姿が・・・。その数、ハンパじゃありません。ほらあそこにも、そこにも、とアリンコのように人々が横断歩道を渡って、一直線にコースに向かっています。朝ご飯を食べたのか、近所のBig Boyからも続々と人が出てきます。これを見て、私たちも焦りまくり。

今日は、オークランドヒルズのすぐ近くに住む、友人の知人宅に車を停めさせてもらいました。QuartonGilvert Lk Rd.で検問を通りました。ポリスが懐中電灯で通行パスを確認します。"You guys have a good day!"と笑顔で送り出してくれました。

コースの入り口に着いてびっくり。もうすでに長蛇の列です。列は、入り口から始まってMapleを折れ曲がり、さらに北コースへ行く橋のたもとにまで伸びていました。ざっと200人は並んでいたでしょうか。コースは7時半開場の予定です。うわ、7時じゃ遅かった〜と思いながら私たちも最後尾に。そしたら向こうからわざわざ歩み寄ってきたオトコの人に、「そのジャケット、どこでゲットしたの?」と聞かれました。うふふ。やっぱりカッチョいい??

列はどんどん伸びていきます。シャトルバスの音もし出しました。早く入り口を開けないと、混んじゃうよ!と焦りはつのっていきます。後ろに並んでいたおじさんが、「7時半に入り口を開けていたんじゃ、荷物検査で30分は優にかかるよ。俺たちがコースに入るまでに最初の選手がティーオフしちゃうじゃないか!ちょっと見に行ってくるわ。」と言いながら入り口のほうに歩いて行き、しばらくして「『7時半にしか開けられない』って言ってた。」と不満そうに帰ってきました。その直後、7時15分に列が動き始め、いよいよ開門。いいえ、おじさん、言いに行った甲斐があったわよ!

7時30分 5番グリーン前スタンド席到着!

荷物検査を通過して、いざコースへ。もうプラクティスを見る余裕はありません。すぐにお目当てのスタンド席をゲットせねば!友人は混む前にショップへ、私は席を確保しにスタンドへ!(右マップ参照。)一直線に向かったのに、私が到着したときには、6番のティーグランドがよく見える一番左側の席は、すでに全部埋まっていました。とりあえず真ん中へんの3席目と4席目をゲット。そしたら左側の席に座ってるほとんどの人が、ボランティアの帽子とポロシャツを着ていました。ずるいよ、ボランティアの人が非番の時間に特権を利用して、一般客より早く入場していい席をとっちゃうなんて。

イギリス英語や、なんかへんな外国語も聞こえてきます。ヨーロッパからもたくさん応援にきていました。目の前のオーロラビジョンで選手たちの様子を知ることができます。ウッズもミケルソンも1番ホールのティーショットを大きく曲げました。そしたらヨーロッパの応戦勢は、手をたたいて喜んでいました。気が付いたら、私たちの周りはヨーロッパだらけ。前にEUの旗も掲げてありました。ひょっとして敵チームの応援席に来ちゃった?って感じでした。

朝の気温が50度台。うす曇りでなかなか太陽が出てきてくれません。じっと座って待っているので、どんどん冷えてきます。北風がひゅーっと吹くたびに手がかじかみます。半そでショートパンツの欧米人がたくさんいましたが、さすがに彼らも寒そうに震えていました。鳥肌が立っている米人を初めて見たかも(笑)。

ウッズ&フィル組は、2ダウンで5番ホールへやって来ました。ウッズが2打目をいい場所に落とし、バーディを取って1つ取り返しました。大盛り上がりでした。

11時 17番グリーン前スタンド到着!

とにかく寒いので、17番のグリーン前へ移動しました。歩いて動いたら、少し暖かくなりました。ここはけっこういい席です。16番の2打目のショットと、16番のグリーンが見えて、さらに17番ショートホールのティーショットとグリーンが見えます。すぐそばにおトイレと売店もあるし。ハンバーガーを食べながら待っているうちに、イヤな予感が・・・。アメリカチームの成績があまりに悪くて、17番ホールに来る前にドーミーになっちゃいそうなのです。もう他のホールは人垣ができていて、今さら動けません。あちゃ〜。こうなったら祈るしかない・・・。ウッズとフィル組が、16番でアップドーミーでした。頼む、一つ返して〜!震える手を合わせてお願いしました。

フィルが5メートルぐらいのバーディパットを沈め、気合の1UP! すごいすごいよ、首の皮1枚つながって、17番にやってきました!ここは両者ともパーで、けっきょくここでドーミーを迎えました。でも、ドーミーホールでは、握手して勝利チームのインタビューもあるから、選手をいっぱい見ることが出来ます。

14時 1番ティーオフを観戦!

1番のティーグランドで、アナウンスを聞いてティーオフするところを1度見てみたかったので、1番ホールのスタンドに座りました。こうして前半1スポット、後半1スポットぐらいを選んで先回りすれば、けっこういい席を確保することができます。背が2M ぐらいあれば、頑張って追いかけますが、ちょっと私は不利です。

スタートの直前にちょっとざわめいて、何かと思ったらジョージ・ブッシュ(元大統領、今のブッシュのお父さん)が応援にやって来ました!これにはみんな驚いた!選手も応援席も大騒ぎでした。しかし1組目のっけから私の大ッ嫌いなディマルコだったので、双眼鏡に彼の顔が入らないようにするのは大変でした。選手のティーオフするときの表情がよく見えて面白かったです。誰もみんな緊張してるようでした。ただ4サムだったので、両チーム1人ずつしかドライバーを打たないのが残念でした。

15時30分 16番グリーン前スタンド到着!

午前中の17番で懲りたので、ちょっと手前の16番グリーンで待つことにしました。16番ホールはコースで唯一大きく池のからむシグナチャーホールです。池の向こうには、NBCのシャレがあります。これがきれいなホールに似つかわしくない粗雑なテントで、まるでタイの水上売店みたいな感じで立っているのです。緑の壁が、車のフロントガラス大にくり抜かれていて、ガラスが張ってあります。向こうにはスーツを着た男性が2人こちらに背を向けて座っていました。ほうほう、ここが放送席に違いない。この日はUSAが放映権を持っていたので、リハでもしていたのでしょうか。

午後になってからも気温は上がらず、夕方になってまた気温が下がってきました。最前列を確保して待っていましたが、北風が冷たくて、ほんとに寒い!帰ってからお風呂に入ろうかな〜とか、帰りにやっぱり鴨鍋でしょう〜とか考え始めてしまいました。

第1組目のハーズとディマルコが、この16番グリーンでバーディを決め、3UPで目の前で握手しました。USA応援軍団は、大騒ぎです。ハル・サットンや奥さん達、出場していない選手も応援に集まっていて、みんなで抱き合ったり握手したり。目の前でドーミーを迎えると、なかなか面白いです。後続の2組も見送りましたが、最後の組だけがかなり遅れていたので、もう寒さに耐えられなくなって席を立ちました。

17時30分 退場!

実に10時間に及ぶ観戦ドラマでした。あぁ充実した1日でした。あぁホントに寒い1日でした。帰りにチェリーに寄って、ひれ酒と焼酎で乾杯。揚げだし豆腐と水餃子と鴨ラーメン(ハーフ)で温まりました。

一流選手の対戦を目の前で観戦できたのもよかったけど、世界中の人たちの応戦の様子を見れたのも、どの席がいいだろうかと一生懸命考えたり歩いたりしたことも、スペシャルな思い出になりました。あぁ面白かった。Missyさん、誘ってくれてホントにありがとうございました。ご恩は一生忘れません。

今宵はこれまで・・・。

 
最終日 9月19日(日)追記

アメリカチーム、派手に負けましたね〜。アメリカ9・1/2対ヨーロッパ18・1/2。ライダーカップの歴史の中で一番、大きな差で負けたそうです。ヨーロッパ勝利が決まったときの、18番グリーン横のアイルランドの観客集団が、すごく印象的でした。フーリガンと見紛うような騒ぎようでした。アメリカチームには、世界ランキング10位以内に入ってる選手が4人もいたのに・・・。まあ言わばアメリカチームはジャイアンツのようなもの。全員がスター選手で、誰もが俺が俺がと目立ちたがり、ホームランイッパツ狙い。それに対してヨーロッパチームはパ・リーグ。実力は上なのかも・・・。

アメリカチームは、チーム戦は弱いけど、個人戦なら負けないと言われていたのに、最終日ふたをあけてみれば、アメリカ4・1/2対ヨーロッパ7・1/2。だめじゃん。プラクティスラウンドをさぼったフィル・ミケルソンは、トータル1勝3敗のボロ負け。これも許せません。16番の池ポチャはお粗末だったし。油断しランキングにあぐらをかいて、惜敗ならぬ惨敗を喫したアメリカチームは、ちょっとヤバいかも。次回はキャプテンをもうちょっとアカデミックな人に変えて、フィルミケルソンを首にして、ジャスティン・レナードとジョン・デイリーを加えましょう。なんちゃって。

それにしても、本当に忙しくエキサイティングな一週間でした。さあ、来年はパインハーストにUSオープンを見に行くぞ〜!


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